へいへい
海外への旅には、しばらく行けそうにないので、
スペインでの旅ワーホリの記録を少しずつ綴って行きます。
今回は、
「サラゴサからバレンシアへの移動編」です。
スペインでの初めての「長距離バス」。
思いがけず、
素敵な田舎町の観光が楽しめた旅日記です。
目次
1:生まれて初めてのスペインでの長距離バス
①なんでも1回目は、ドキドキする
朝10:30、僕はサラゴサのバスターミナルにいました。
スペインの鉄道と直結している、
サラゴサの地下のバスターミナル。
僕はドキドキしながら、到着するバスを待っていました。
オーストラリアワーホリの時、よく遅延に悩まされた僕は、
『本当にくるんかな?』
と思いながら立ってました。
なんでもスペインで初めての長距離バス。
乗り方もわからなければ、
どんなバスが来るかもわからない。
そんなドキドキ感を胸に荷物とともに立っていました。
なんでも初めての体験は緊張するものです。
でもこれが旅がしたくなる理由。
一つ一つ初めてのことに挑戦して
成長を感じることができるので(たまに失敗もあり)
旅はやめられません。
②意外と路線バス的な、ローカルバス
乗り込んだバスは、
思っていたのとだいぶ違いました。
日本では長距離バスに乗ったことがある僕ですが、
スペインでは初めて。
日本の夜行バスのようなものを想像していましたが、違いました。
かといってまるっきし路線バスのようなバスであったかというとそうでもない。
路線バスと、長距離観光バスの中間のようなバスでした。
車内設備としてwifiや電源はなく、
降りるための「STOPボタン」があるのは
路線バス風。
荷物は下に入れる収納があるのでそこは長距離バス風。
イメージとしては、
郊外と都会を結ぶ中距離バスで、
途中の田舎道の人にとっても便利がいいように配備された路線。
そんな感じのバスに無事になんとか乗り込んで
バレンシアへ、いざ出発。
車内は、6割くらい埋まっていて、
途中の停留所で何人かだんだん乗ってくるというような感じでした。
2:田舎道をひたすら立ち寄る、観光旅行に
①ローカル駅にたびたび停車するのんびりバス
今回乗車したバスは、
スペインの鉄道会社「Renfe」が運行するバスで、
乗車時間は、約5時間半。
途中の停留所の多くは、
列車のローカル駅にとまりました。
これがまた「ローカル中のローカル」という駅ばかり。
日本の「JRの田舎駅」の雰囲気と似ていました。
途中で乗り込んでくる人たちを見ていると、
「これから都会のバレンシアに行って頑張ってこいよ!」
というような、
子供を見送る家族に多く出会いました。
しっかりと両親とハグして乗り込んでくる多くの若者を見て、
なんとなく心が暖かくなるシーンを見ることができました。
②スペインの街を知ろう!観光ツアーのような行程
サラゴサからバレンシアへの道のりは、
サラゴサを出発するとすぐに
スペインの乾燥した大地に入ります。
そこからオリーブ畑や田舎町を通りながら、
スペイン第三の都市である
バレンシアに向かう行程でした。
半都会→超田舎→都会
といったように
「スペインの全ての街並みを堪能できる観光ツアー」
のようで個人的に眠くなることなく、
楽しい移動でした。
車内も想像以上に静かで、
お菓子や、フルーツを食べる人を観察していました。
③バレンシア到着は、時間通りで驚き
バスの到着予定時間は、15:55。
のんびりしたイメージのスペインなのに、なんと細かい時間設定。
「時間通りに着くわけないな」
と思いながら到着して時計を見てみると、
誤差5分でした。
ここでもスペインのイメージを覆されました。
その後10回以上スペインの電車や高速バスを利用しましたが、
ほとんどが時間通りでした。
そのことに驚きながら、
到着からスペイン滞在10日ほどにして
僕のスペインへのイメージは日に日に良くなっていました。
(バレンシアでの滞在は…)
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