へいへい
海外への旅にはしばらく行けそうにないので、
スペインでの旅ワーホリの記録を少しずつ綴って行きます。
今回は、
「アコルーニャ編」です。
北スペインの1都市目、アコルーニャで出会った素敵なお家と
16世紀から語り継がれるヒロインを探す旅、
サッカー観戦記を交えて綴ります。
目次
1:北スペインは、いわゆるスペインのイメージはほとんど無い。
①ホストがここでも素敵な人。街の情報を入手
常春の島、カナリア諸島での旅を終えて飛行機でスペイン本土へ。
マドリードでの空港泊を経由してバスに揺られ
1つ目の北スペインの都市、アコルーニャへは、
1日以上かけて向かいました。
以前、マドリードで案内してもらった、
日本語ペラペラのスペイン人女性は、北スペインの出身の方でした。
彼女曰く、
「日本人のスペインのイメージは、フラメンコのある南スペイン。
北スペイン出身の私は、フラメンコなんて見たことない。」
とのこと。
それくらい北スペインは違うのかという期待を胸に北スペインへ。
その言葉通り、
乾燥した大地にオリーブ畑という今まで見てきたスペインの景色とは違い、
アコルーニャに近づくにつれて、緑が生い茂った景色に変わっていきました。
到着後、まずはAirbnbのお家へ。
結論を言うと、
ここのお家も「大あたり」
スペイン人らしくないとても穏やかな女性のホストと、猫が1匹いました。
彼女の用意してくれたお部屋は、清潔にされていて、
内装にもとてもこだわりがありました。
人通りの家の説明の後、アコルーニャの街について力説。
スペインの方は、どこでもそう感じたのですが
「地元を愛する気持ち」が本当に強い。
たくさん教えてもらった中で、僕の頭に残っていたのは
「マリア・ピタと言う、アコルーニャのために戦ったヒロインがいる」
と言うこと。
それを頼りに、
アコルーニャを回ることとしました。
②アコルーニャでの当初の目的はサッカーのみ
北スペインの西の端、
当初、アコルーニャに来た目的はただ一つ。
「サッカーを観る」ことでした。
相変わらずこのスペイン旅は、ほとんどの予定がサッカーとともに動いてました。
アコルーニャでは、
「デポルティーボ」と言うチームの試合を観に行きました。
このチームには日本代表の柴崎選手もいる。
実際、試合会場はとても美しく、
隣のスペイン人とも喋りながら試合もいい席で見ることができました。
アコルーニャでは、2泊の予定。
残りの日程で、
「マリア・ピタ」探すこととしました。
2:意外と一人で楽しめた日本人設計の人間博物館、そしてヒロインは美しい
①アコルーニャの街をひたすら歩くこと4時間
アコルーニャの街を歩き始めてまず見たのがビーチ。
この「playa de Riazor」は本当に美しく、
毎日散歩していた、オーストラリアの海岸とはまた違う、
海の青色と言ったらこれ!
のようなことを思ったりしてました。
そのまま海岸線を歩き続け向かったのは、
「人間科学館」
この科学館は、
日本人設計士の「磯崎新」さんが設計されたそうで、
地球の歩き方にも登場されていました。
内部は、スペイン語表記のためわからないものが多かったですが、
青色の骨格見本や、骨盤模型など、
人間の体について勉強してきた僕としては、興味をそそられる物も多かったです。
中でも楽しかったのが、
「ボールのキックスピードが図れるアトラクション」
高校までサッカー部だった僕は、我を忘れて
ただひたすらボールを蹴ってました。
結果、出たスピードは「90km」
このスピードが早いのか遅いのかわからないのですが、
とにかく無心になれるアトラクションでした^^
②ホストに教えてもらった、アコルーニャのヒロインとご対面
アコルーニャでは、
世界遺産にも登録された「ヘラクレスの塔」なども周ったり、
自分で作った「パニーニ」を公園で食べながら休憩したりしていました。
ですがなかなか「マリア・ピタ」が見つかりません。
特に調べずに歩いていたのもあって、
その存在について忘れかけていました。
歩き始めて約4時間、
僕はアコルーニャで一番広いメインの広場へ。
(のちに、この広場が「マリア・ピタ広場」と言う名前であることを知る)
すると大きな銅像が!
ついに「マリア・ピタ」とご対面。
調べると、
マリアピタは16世紀にイギリス軍による信仰に対して抵抗した女性戦士で
「アコルーニャのヒロイン」として今でも讃えられているとのこと。
街で最大の広場に立派に建てられている像ですが、
地元に住むホストから聞いていなければ感動も薄かったはず。
「地元に住む人のローカル情報が1番のガイド」
と言うことを再度学んだアコルーニャの滞在で、
北スペインの旅も楽しくなりそうな予感がしていました。
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