へいへい
今回は、
20代から学ぶべき、
お金の話の本です。
学校では学ぶことがほぼない、
お金のことについて書かれたこちらの本をご紹介します。
「193の心理研究で分かった、お金に支配されない13の真実」
この本では、
様々の研究結果に基づいたお金と人との関係性、
お金に使われるのではなく、
上手に付き合いながら生きていくための方法
について書かれています。
その中でも特に学ぶことのできたのは、
以下の3つ
①人はお金はどこから影響を受けるのか
②夫婦関係にまで影響するお金に対する心の持ち方
③経験やモノをお金で買うことのそれぞれのメリット
この本を読むと、
生きていく上で必要な、
お金についての知識がつきます。
目次
1:お金の影響力、人は見て学ぶ
①お金の考え方は、両親からの影響が多大
まず初めに知っておきたいのは、
お金への考え方というものは
「両親からの影響がかなり大きい」
ということです。
ただ、
実際にお金について直接的に話をして学ぶというよりは、
両親が使っているところを観察して学びます。
同じようなブランド物を買っているところを見たり、
安い物を求めて、遠くのスーパーに行ってみたり。
そのようなところを観察して
「金融感覚」を学びます。
また、
どの家庭にでも当てはまる、
「お小遣い」を通しても
子供は、お金についての感覚を学びます。
ただ、インセンティブ的に
「何かお手伝いをしたら、お金をあげる」
という方法は、
子供の自発的な行動を妨げるという研究もあります。
また、
「温かみのある家庭」で育った子供は
貯金する確率も高いと言われ、
お金に関する、家庭からの影響が
どれだけ多いかが分かります。
②お金への嫉妬を持つのはアリ
では、
お金への嫉妬はどうでしょうか。
これは、
お金持ちに対して否定するのではなく、
「逆にエネルギーに変えることができるマインド」
を持っていれば、
役に立ちます。
すなわち反骨心を伴う嫉妬は、
いい行動に結びつきます。
また、
キャッシュかカードかという議論もよくありますが、
カードを使うと
現物を失わないという
物理的な痛みを伴わないので、
キャッシュよりも多く使ってしまうということはよくあります。
カードを使うときは、
キャッシュで払うところを想像して
「キャッシュで払ってでも欲しい」
と思える時のみ買う
というように決めておくと良いようです。
2:知っているだけで人生が変化するお金の心理的側面
①夫婦関係に必要なのは、お金の多い少ないではなく使い方の一致
続いてはお金の影響する
「心理的側面」です。
お金が原因で揉めることは多々あります。
特に夫婦関係では、大事です。
その際に知っておくべきことは、
「お金の額の問題ではなく、使い方の価値観の一致が大事」
ということ。
どのようなことに、どの程度使う、
といったような
金銭的感覚の一致は、
夫婦関係に大きな影響を及ぼします。
②お金を貯めるのに必要な性格は、「誠実生」
人間の性格の分類では、
一番信頼性の高い方法として知られる、
「BIG5テスト」というものがあります。
これは、人間の性格を5つに分類するもので
「協調性」「誠実性」「社交性」「開放性(好奇心)」「神経質傾向」
に分けられます。
この中で、
お金に関係のある項目は、
「誠実性」です。
「誠実性」のスコアが高い人は、
貯金額も高いと言われています。
性格の半分は、生まれつきで決まると言われていますが、
残りの半分は、関わる人で変わります。
一度自身の性格について知っておくのもオススメです。
BIG5テストは、
「アプリ」でできます。
詳しくはこちらから
また、
貯金に関してで言うと、
貯金口座が1つの場合と3つの場合を比べると
「1つにした方が残高が6%も高い」
という研究もあります。
6%というと大きな額には見えにくいかもしれませんが、
「貯蓄が苦手」
という方にとっては、
試してみる価値はあるのではないでしょうか?
3:モノ消費とコト消費、どちらもいい面あるが、圧倒的に持続性があるのは経験を買うコト
①経験を買う「コト消費」のメリットは持続性
最近観光分野でもよく聞く言葉が、
「モノ消費よりもコト消費」
すなわち、
経験や体験にお金に使うということ。
経験を買う、
コト消費の最大のメリットは、
楽しいと言う感覚が持続するということ。
ブランド品など、
物を買った時も満足感はありますが、
持続性に欠けます。
その反面、
体験・経験にお金を使う
「コト消費」は、
経験する前のワクワク感はもちろん、
終わった後の思い出、
記憶メモリーとして
後から引っ張り出すことも可能です。
そう言う点で、
お金は、経験に使う方が
費用対効果が高いと言えます。
②モノ消費も考えたか次第では全然アリ
コト消費のメリットが多いのはもちろんですが、
モノ消費が完全に悪いと言うわけでもなく、
モノ消費がもたらす効果を知った上で
モノ消費をする。
と言うお金に対する自身のマインドがあれば
問題はありません。
人間は精神的・身体的に疲れることもある生き物です。
ショッピングセラピー的に
買い物をしてストレスの解消になるのであれば、
しっかりとコントロールされたモノ消費というのは、
一つの選択肢としてオッケーです。
それぞれのメリット・デメリットを
両側面からみていく。
そのためにもお金に関するマインドを養う必要性は
20代の若いうちからつけていくべきものです。
①人はお金はどこから影響を受けるのか
②夫婦関係にまで影響するお金に対する心の持ち方
③経験やモノをお金で買うことのそれぞれのメリット
今回ご紹介した、これらの3つ。
これだけでも知っておくと、
お金との関係性がかなり変わります。
お金に関して興味はあっても勉強する方はほんの一握り。
お金に支配されるのではなく、
自分でコントロールしたいという方には、
一度手にとって読んでみてください!
それではまた!
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