へいへい
今回は、
社会人だけでなく、
学生時代から身につけたい、
「人に頼む技術」
が学べる本のご紹介です。
その本がこちら!
今回は、
こちらの本の中から、
「人に頼む上で大切な3つのこと」
をご紹介します。
人に頼む技術として必要な3つの要素とは、
以下の通りです。
①相手は、自分が思っている2倍助けたいと思っている(内集団・仲間)
②相手のアイデンティティー(自尊心)をかきたてる頼み方をする
③助けてもらうことでどうなるかを伝える(有効性)
本書を読むことで、
生きていく上で必要な
人に頼む技術が
誰でも身につけられます。

人に頼む技術
目次
1:頼みたいと思っている相手は、助けたいと思っている
①助けてもらうことは、必ず痛みを伴う
まず最初に抑えておきたいことは、
人間の人にものを頼む時の脳の反応は、肉体的苦痛と同じレベルである
ということ。
言い換えると、
人は、助けてもらう時には必ず誰でも痛みの反応が伴う。
このことが、
人に頼むことを妨げています。
「誰でも」
というのがポイントで、
逆に考えれば、
こうなってしまうのだからしょうがない、
と切り替えて頼む必要があるということ。
また、頭に入れておきたいのは、
人は、思っているよりも2倍助けたがっている
ということ。
も知っておく必要があります。
助けるという行為自体で、
人は幸せになれることがわかっています。
すなわち、
助けを求めないこと自体が利己的
ということも言える、ということを頭に入れておく必要があります。
②必要な頼む技術は、気づいてもらうこと
人に頼む上で大切なことは、
気づいてもらうこと
です。
曖昧に話をしているだけでは、
相手は助けてくれません。
これは、
相手が
「私じゃなくても大丈夫かも」
と思ってしまうからです。
人間には、
「責任分散」
という考えがあって、
助けてくれそうな人が他にたくさんいると、
助けるのをやめてしまう
という性質があります。
助けてもらいたい人がいるなら、
その人に明確に助けてもらいたいことを伝えましょう。
2:自尊心をかきたてる、人に頼む技術
①相手に不安を与えない4つのステップ
相手に助けてもらうのに必要4つのステップをご紹介します。
まずは、
⑴気づいてもらう
これは、先ほど述べた通りです。
2つ目は、
⑵助けを求めていると確信させる
こちらも前述の通りです。
3つ目は、
⑶助ける側は責任を負う=責任分散させない
「あなただから頼んでいる」
ということを明確に伝える必要があります。
最後4つ目が、
⑷助ける人に助ける能力がある状態か
4つ目がないと、
頼む上では成り立ちません。
助ける人に、その技術や知識がない状態では、
カレー屋さんに寿司を握ってもらうようお願いするようなものです。
②人に頼む技術で行っては行けないNGワードは、これ
人に頼む上で、
行っては行けないNGワードもあります。
それがこの7つ
⑴痛みが強すぎる(共感に頼りすぎる)
⑵「助けてくれてごめんね」のようにやたらと謝る
⑶「いつもは助けを求めたりはしないんだけど」などと言い訳をする
⑷頼みを引き受けた相手のメリットを強調しすぎる
⑸「大したことではないんだけど…」と言わない
⑹「あの時助けてあげたよね」のように【借り】を思い出させない
⑺自己利益を言わない
これらを守るだけで、
人に頼む技術は格段に上がります!
特に7つ目は、
このあと述べる、アイデンティティーにも関わる内容で、
「自分の感情ではなく、相手の自尊心を称える」
ことを頭に入れておきましょう。
3:世の中への有効性を与え、ダメ押ししよう
①相手のアイデンティティーを知った上で頼む
最後にお伝えしたい、
人に頼む上で必要な3つ目の要素は、
「有効性」です。
相手の助けが、
どのように
自分にとって、または社会にとって大事かを伝えることが必要です。
その時に必要なのが、
「一緒に」
という言葉や
「共通の経験や感情を添えるように話す」
ということ。
先ほど述べた
自尊心にも関わってくる内容ですが、
相手の性格から考えて、
どのようなことをお願いしたら応えてくれるかを
あらかじめ考えておくのが
大事です。
誰でもできることをお願いするのでななく、
「あなただからお願いする」
ということを伝えましょう。
②人に伝える方法を知れば、チームも良くなる
本書の冒頭にも書かれているのですが、
「リーダーの立場にある人は、いい雰囲気づくりも大事」
そのいい雰囲気づくりには、
お互いに頼みやすい関係性の構築が大切です。
人間の本質的な部分や
人に頼む上で大切な技術を知り、
実践していくことで、
より良い関係性づくりを目指してみませんか。
本書では、その他にも、
コントロールされていると思わせないための頼み方
や
「返報性の使い方」
などについても書かれています。
気になる方はみてみてください!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまたお会いしましょう!
ごきげんよう^^
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