へいへい
海外への旅にはしばらく行けそうにないので、
スペインでの旅ワーホリの記録を少しずつ綴って行きます。
今回は
「オンダリビア編」
サンセバスチャン滞在中に日帰りで訪れた、オンダリビア
オンダリビアへ向かうバスでのまさかの再会、
名物魚介スープ、カラフルな街並みに感動した理由について綴ります。
目次
1:片道30分。オンダリビアへ
①バスでのまさかのまさかの再会
朝11時、サンセバスチャン中心部のバス停から
オンダリビア行きのバスに乗りました。
乗客は観光客らしき人がちらほら。
座れないほどの混雑ではなく、
余裕を持って座れました。
出発して最初のバス停。
そこで乗ってきたのは観光客風のご夫婦。
よく見ると見覚えのある方。
なんと、アコルーニャからの長距離バスで4時間半お話しした、
素敵な日本人男性に再開したのです。
【Traverio紀行スペイン編#16】30年後になりたい像を示してくれた人との出会い。オビエドまでのバス4時間半で学んだ事
今回は奥様も一緒で、同じオンダリビアへ向かうとのこと。
「まさかの再会」という驚きから始まったオンダリビアへの旅でした。
②到着直後から別世界観のオンダリビアの街
オンダリビアへは、
サンセバスチャンからローカルバスで向かうことができます。
所要時間は約30分。
途中の街並みは、緑が多いなという印象くらい。
到着して、再開したご夫婦ともお別れ。
オンダリビアの散策のスタートです。
スペインバスク地方の東の端、
海を渡ればフランスというオンダリビア。
特に下調べは十分にしてこなかったのでとりあえず歩きます。
可愛らしい色使いの街並みの中に、海の雰囲気を混ぜた街の雰囲気。
スペイン滞在も2ヶ月迎えて、
正直ヨーロッパの街並みに飽きていた頃だったのですが、
オンダリビアの街並みは、今までにない感動を僕にくれました。
2:バスク文化の色濃い、原色で彩られる街
①スペインではないスペイン
バスを降りた瞬間から今まで見てきたスペインとは違う雰囲気のオンダリビア。
カラフルな街に感動していましたが、歩き疲れて空腹になってきていたので、
お昼ご飯について調べてみました。
オンダリビアは、調べると魚介スープが有名とのこと。
日本人がよく訪れる、というレストランは予算オーバーで入れず。
僕が入ったのは、海が一望できるレストラン。
そこでいただいたのは、
アジの唐揚げと、魚介スープとワイン、
そして、
最後にバスクチーズケーキもついているランチコース。
15ユーロほどでいただいたその食事は、
歩き疲れた心と体を豊かにさせてくれるものでした。
②とにかく街歩きだけなら、オンダリビアへ
いわゆる日本人にとってのヨーロッパの観光というのは、
雰囲気のあるヨーロッパの建物に囲まれた中での
街歩きが楽しい。
というものが多いです。
実際、僕自身も最初のイタリア旅行で魅了されて旅行をするようになりました。
ただ、多くの国に行きすぎると飽きてくるのも事実。
そんな中、オンダリビアで出会った原色使いの多いお街並みは、
「世界にはまだまだ知らない景色がある」という
当たり前のようで忘れかけていたことを再認識させてくれて、
僕の旅の欲求をさらに高めてくれるものとなりました。
アコルーニャから始まって、東の端のオンダリビアへ。
スペインだけどスペインらしくない、
今までのイメージをいい方向に変えてくれる景色の連続。
そんな光景に出会う機会の多かった北スペインの横断旅は、
人の出会いも含めて、
「人生の財産」として脳裏にしっかりと焼き付けてくれる旅となりました。
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