へいへい
スペインには、たくさんのお祭りがあります。
トマティーナや、パンプローナの牛追い祭りなどなど。
そして、バレンシアにも盛大なお祭りがあります。
バレンシアのお祭りといえば、
火祭り「Falles:ファジャス」です。
毎年3月中旬に開かれる、火祭り「Falles」は、個性豊かな人形を作って競い、
コンテストの1位以外の人形は、全て焼かれてしまうというお祭りです。
僕自身も日本にいる時はあまり詳しくは知りませんでしたが、
バレンシアでこの火祭りの博物館に実際に行ってきたので、ご紹介したいと思います♫
目次
1:人形で競い合うお祭りの、火祭り「Falles」
①バレンシアで3月に開かれるお祭りの火祭り「Falles」
18世紀半ばから始まり、毎年開かれています。
火祭りとは、以下のように説明されています。
ファジェス(バレンシア語:Falles, 発音 [ˈfaʎes])またはファジャス(スペイン語: Fallas)は、スペイン・バレンシア州・バレンシアにおいて、守護聖人サン・ジョゼップ(スペイン語ではサン・ホセ)の祝日3月19日を祝うために3月15日から19日(5日間)に開催される伝統ある祝祭である。
日本ではバレンシアの火祭り、サン・ホセの火祭りなどと紹介される。セビリアの春祭り(4月)、パンプローナのサン・フェルミン祭(7月)とともに、スペインの3大祭りのひとつとされている。
wikipediaより引用
火祭りで使われる人形は時代によって風刺が異なるので、とても面白いです。
また、2016年11月には、
『世界無形文化遺産』としてユネスコに登録されました。
②1934年からは、1位の作品は燃やさないことに
火祭りでは、作られた人形を燃やさずに飾られます。
これは1934年から始まり、
また、
1位の優勝者の肖像画(大人の部の女性=マジョーレス)は
博物館に飾られています。
2:入館料無料で楽しめる、火祭り博物館
①無料で入れる、火祭り博物館
そんな、火祭り「Fallas」ですが、
コンテストで1位となり、焼かれずに保存されている人形を見れる博物館があります。
それが「火祭り博物館」です。
この火祭り博物館ですが、無料でした。(訪問日時:2019年9月)
有名なガイドブックである、
「地球の歩き方スペイン2019~2020版」によると、
入館料は、2ユーロと書いてあったのですが、
実際に行ってみると、
無料でした!
日本語のパンフレットも頂ける嬉しいサービスもあります。
必要な方には、音声ガイドもあります。
②時代ごとに風刺が変わる、人形たちを間近で見れる
火祭りで作られる人形ですが、1930年代から行われているので
時代によって風刺の異なる人形が、とても面白いです。
こちらの人形は、
子供がPSPのゲームで遊んでいる様子が描かれています。
③毎年異なる、火祭り「Fallas」のポスターも魅力的
火祭り博物館のメインはもちろん人形たちですが、
個人的にオススメなのが、
毎年異なる、火祭りのポスターです。
1930年代のものから、最新の2019年のものまで飾られています。
これらのポスターを見るのも、この火祭り博物館の魅力かと思います。
ぜひ、ご自身の生まれた年のポスターも探してみてはいかがでしょうか?
3:無料で予想以上に楽しめる、火祭り博物館
①芸術科学都市とともに、訪れるのがオススメ
火祭り博物館は、バレンシアの観光スポットの1つである、
「芸術科学都市」近くにあります。
歩いて行ける距離なので、時間がある方は訪れてみてはいかがでしょうか?
②人も少ないのでゆっくり楽しめる、火祭り博物館
僕が訪れた時は、見学している人は少なくじっくり眺めることができました。
(クーラーがきいてなかったので、少し暑かったですが、)
時間をあまり気にせず回れました^^
③歩いて15分のところに、コロン市場も
火祭り博物館の近く、歩いて約15分のところには、
「コロン市場」というマーケットもあります。
バレンシア中央市場と比べると、規模は小さいですが、
バレンシアの夏の、名物である
「オルチャータ:ortxata」を飲むことのできるカフェもあります^^
ぜひ歩きながら、バレンシア観光を楽しんでみてください!
それではまたお会いしましょう!
ごきげんよう^^
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